はじめに
2023年12月16日のABC333で初めての5完をキメて、念願のAtCoderアルゴ入緑を果たしました!
コンテスト終了約1分前にE問題を通した瞬間の興奮を思い出してはニヤニヤしています。ちなみにEを提出したのはコンテスト開始から99分9秒後です。333の3倍ですよ。なんという偶然。
翌週のABC334には予定があって参戦できないので、私にとってはこれが今年最後のコンテストでした。今年の抱負であった年内入緑をギリギリで達成できて一安心です。
累計AC数はこのコンテストでちょうど700となりました。アルゴコンの参戦回数はこのコンテストで99回目。妙にキリの良い数字ばかりですね。
「平方根ってなんだっけ?」状態で競プロを始めてから2年、入茶してからは1年半、やっと緑になれました。いやぁ、長かったですねぇ。感慨もひとしおです。
さて、色変記事といえば「どんな精進をしてきたか」を語るのが主流ですが、正直なところ私はあまり語れることが無いんですよね。ろくに精進してませんし。
ひとつ言えるのは、コンテスト後に復習をするようになってから伸び始めたってことですかね。
今年の春、足のケガをきっかけに環境調査業からプログラマーに転職したのですが、会社の競プロ部で毎週ABCの復習会をやるようになってからジワジワと成績が良くなってきました。自律的に精進できない怠け者の私にはとてもありがたい環境です。部員の皆様には感謝しております。
※ちなみに転職先がすんなりと決まったのは競プロのおかげです。AtCoder事務所の方角に足を向けて寝られません。
精進についてはこれくらいしか語れることがないので、ここからは私が競プロをしながら愛用の原付クロスカブで巡った島々を紹介していこうと思います。行った島すべては載せきれないので、特に印象深い島を選びました。
この先を読む際におすすめのBGMは、吉田拓郎の「人生を語らず」です。
黒島
同名の島は全国各地にありますが、ここでご紹介するのは鹿児島県三島村の黒島です。他の黒島と区別するために薩摩黒島と呼ばれることもあります。
小さな島ですが標高は高く、最高峰の櫓岳は標高620mです。低標高地は牛の放牧場と竹林が多いですが、高標高地は深い樹林に覆われています。
私が住む沖縄本島からフェリーを乗り継いで行くと片道約30時間。電波が良い時には競プロの問題を解いて、長い船旅の暇を潰していました。
硫黄島
映画で有名なあの硫黄島ではなく、先ほどの黒島と同じく鹿児島県三島村に属する島です。
火山活動が活発で、山肌からはその名の通り硫黄が吹き出しています。険しくも美しい島姿です。
この旅では日程の都合で残念ながら上陸できなかったのですが、また三島村を訪れる機会があれば次こそは上陸したいですね。
座間味島
沖縄県慶良間諸島に属する島です。ダイバーたちには人気があるようで、多くの観光客で賑わっていました。
この島でキャンプしながら参加したABC244で初の4完をキメました。ただ、このコンテストのD問題はとても簡単で灰diffだった上にお腹を冷やしてトイレに籠もったりしていたので、せっかく4完したのになんと灰パフォでした...。当時はちょっとヘコみましたが、今となってはこれも良い思い出です。
伊平屋島
沖縄本島のすぐ北に位置します。山が多く森が豊かで海も澄み切っている静かで美しい島です。沖縄の島々の中でも一番好きかもしれません。
頻繁に訪れているこの島では何度もコンテストに参戦しました。ARC143で珍しく0完回避して温まったり、ABC289に飲酒Rated参戦してBまで解いた後に寝落ちして冷えてしまったり...。
勝っても負けても、この島で味わう競プロは格別です。
おわりに
藪をかきわけ山奥を歩いている時に、木々の隙間からちらりと海が見えることがあります。深い緑の奥に微かに見える水色。この瞬間がとても好きです。
AtCoderジャングルでも同じ光景が見たいですね。水色に届きたいです。
というわけで、次なる目標は2024年中の入水です。まだまだ遠いですが、やってやりますよ!
藪漕ぎ上等!!