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広義環境構築2022

はじめに

 2022年も間もなく終わりですね。早いものです。

 今年はPC内・物理ともに環境構築にかなりリソースを割きました。その甲斐あって今は私史上最高に快適な環境でパソコンカタカタオタクライフを満喫できています。

 本記事ではソフトウェアからハードウェア、果ては部屋の飾りにいたるまで、広い意味での環境構築の一例をご紹介いたします。

 

ソフトウェア編

Vim

 高校時代はEmacs信者、沖縄に移住して虫採りに夢中になりプログラミングをする時間が減ってEmacsキーバインドを忘れてからはVSCodeを使っていた私ですが、今年からVimに乗り換えました。理由は色々ありますが一番はなんとなくカッコいいからです。

 これまでVimSSHVPSを操作する時くらいしか使っておらず、その程度ではVimの独特な操作体系に慣れるはずもないので「モードだのなんだの面倒くさいエディタだな」くらいに思っていました。しかしいざ本格的に使用してみると、あまりの快適さに驚きました!

 優れたキーバインドとテキスト編集機能だけではなく、起動の速さも快適さの向上に貢献しています。これまでEmacsVSCodeなど起動が遅めのファットなエディタばかり使っていたので、コードを書きたくなってもエディタを立ち上げるのが面倒で億劫になってしまうことが多々あったのですが、Vimに切り替えてからは実に軽いノリでエディタを開けるようになりました。

 vim-airlineなどを導入すれば見た目も大変オシャレになります。カラースキームはicebergとNordがお気に入りで、最近は雪山への憧れが止められなくなってしまった(哀れな沖縄県民)のでNordをメインで使っています。ターミナルもNordにしました。

 私のオシャレなVim、見てくれよな!!

Vim

 

i3wm 

 タイル型ウィンドウマネージャのi3wmを導入しました。正確に言うと私が使っているのは派生版のi3-gapsです。高校時代にもちょろっと試したことはあったのですが、本格的に使い始めたのは今年からですね。理由は色々ありますが一番はなんとなくカッコいいからです。

 まずね、見た目が最高。なんかスーパーハカーって感じするじゃん!

 そして操作性も最高。ウィンドウが自動的にポンポン分割されて出てくるのが快適すぎる。例えば画面左半分でブラウザを開き右半分はVimとターミナルで半分こみたいなお決まりのウィンドウ配置もチマチマ調整することなく瞬殺で作れます。全ての操作を簡素なキーバインドで完結できるのも最高です。キーボードだけでパソコンカタカタするのスーパーハカーって感じするし!!

 

i3wm

 

Arch Linux

 UbuntuからArch Linuxに乗り換えました。理由は色々ありますが、一番はなんとなくカッコいいからです。Archはインストール時点では最小限のパッケージしか入っておらず、ウィンドウシステムすら無い状態から環境構築を始めることになります。マトモに使えるようになるまでは少々手間がかかるのですが、余計なものは一切入れずに自分好みの環境を自由に構築することができます。かつてはインストールが難しいと言われていましたが、今はさほど難しくありません。なんとなく怖がってる方も是非気軽にインストールして自由を手に入れちゃいましょう。

Arch Linux

 

Vimium

 ウェブブラウザをVimっぽいキーバインドで操作するプラグインです。ChromeFirefoxで利用可能です。ブラウザをほとんどキーボードだけで操作できるようになります。快適ですよ。

 私のようにブラウザとVimとターミナル以外ほとんど開かない人間の場合、このプラグインを導入することでキーボードから手を離す回数が激減します。もうね、ドラマの主人公とか電脳コイルのガキどもみたいにず〜っとキーボードだけをカタカタできちゃう。これで気分は完全にスーパーハカー!!

Vimium

 

ハードウェア編

MD770とHHKB

 2020年から分割キーボードのMD770を愛用しています。コイツのおかげで肩と背中の痛みが無くなったのですが、少々かさばるので外出先では使いにくいです。私はよく虫採りや仕事のついでに山の中で競技プログラミングをキメるのでこれは困ります。かといって今更ノートPCのペチペチキーボードなんて打ちたくないので、携帯しやすい小型キーボードを導入することにしました。そこで選ばれたのは、言わずと知れたキーボード界のスター・HHKBです。

HHKB in 山奥肉体労働現場

 噂に違わぬ最高の打鍵感の虜になった私は、外出先のみならず自宅でメインPCを使う時も気分次第ではHHKBを使うようになりました。ただ、やはり分割キーボードでないと長時間の使用がツラいのでMD770も手放せません。こうなりゃ両方使うっきゃねえ!!そう考えた私が編み出したスタイルがこちらです。二刀流じゃい!!!!

HHKBとMD770の二刀流

 まあでもこれスペースの無駄が大きいですし、HHKBが割れてくれるのが理想なんですけどね。PFUさん、たとえ10万円でも絶対に買うので割れたHHKB作ってください!!お願いします!!

 

アステージ アクティブストッカー600

 愛車クロスカブを納車してから3年間ホンダの純製ボックスを使っていたのですが、4年目となる今年はアステージの大型ボックスに切り替えました。見た目と容量が目当てだったのですが、思わぬ使い道が見つかりました。そう、スタンディングデスク代わりにちょうどいいのです。

 アウトドア競技プログラミングがより快適になりました!

俺流スタンディングデスク

 

装飾編

モルカークッション

 モルカーは救済であり、人生という長い苦行の雲間から射し込む一筋の光

モルカークッション

 

やんばるの生物置物

 沖縄島北部地域、通称やんばるの森の生き物たちの置物をモニター前に置くようにしました。かわいいですね。

やんばるの生物置物

 

田中一村の絵

 田中一村(たなか いっそん、1977年没)は奄美大島の自然をテーマにした作品で知られる日本画家です。以前奄美大島に行った時に田中一村記念美術館で購入した額絵シートをモニタの上に貼ってみました。また行きたいな...。

田中一村の額絵シート

 

ミーハー虫箱

 私は主に数mmの地味な甲虫を採っているので、肉眼で楽しめる見栄えの良いミーハー虫はあまり持っていませんが、手持ちの数少ないミーハー虫を集めた標本箱を1つ仕上げてみました。

 サブPCデスクの上に置いて、PC作業に疲れた時はパッと取り出して標本を眺めて思い出に浸れるようにしています。

標本箱

 こちらはコロナ禍直前の2020年1月にタイで採ってきたコアオアトバゴミムシです。美しすぎる。またタイ行きタイ....。

タイで採ってきたコアオアトバゴミムシ

 

おわりに

 世界のどこにも需要が無さそうな自己満記事にお付き合い頂き、ありがとうございました!!本当はもっと細かいことまで書きたかったのですが、疲れてきたのでこのへんにしておきます。

 来年もさらなる快適環境を目指していじくりまくろうとと思います。

 それでは皆様、良いお年を!